Home > What's new/雑記帳 一覧 >
6月は2つの演奏会で、モンポウ 前奏曲第3番、グラナドス「エル・ペレレ」を演奏します。
モンポウの前奏曲については、これで第1〜12番の全曲を演奏することとなります(会場配布される曲目解説には第11,12曲がまだと書きましたが、先日横浜で演奏しました)。第3番は♭3個ですが、ほぼ無調的な作品。最後だけ変ホ長調を感じることが出来ます。
一方、グラナドス「エル・ペレレ」は5度上(♭2個)の変ロ長調作品。タイトルは、右上のゴヤの絵「エル・ペレレ」から取られています。女性たちが布で放り投げているのが、わらで作られた等身大の男性人形。この遊びをすることで、良い男性と巡り合える、という謂れがあるそうです。
これを脇で見ている男性は、恐ろしくて彼女たちに近づかなくなるような気もしますが、楽しい雰囲気であることは伝わってきます。そんな雰囲気を出せたらと思います。
お時間が有りましたら、お立ち寄りください。
なお、会場が狭いということも有り「スペインピアノ作品を弾く会」は入場券が必要となっております。私の手元には残っておりません。
「こだわり」については自由に入れますので、ご遠慮なく押しかけてきてください。約8時間の巨大な演奏会となっております。