What's new/雑記帳

2017/7/27 グラナドス生誕150年～知られざるアンサンブルの世界： 司会を務めました

本日は、グラナドス生誕150年を記念した、アンサンブル＋合唱の演奏会に行ってまいりました。これは、私が所属しております日本スペインピアノ学会が企画したもので、演奏会前にプレレクチャーにて少し曲目紹介の司会を務めました。

プレレクチャーでは、30分の時間をいただきまして、4作品それぞれの作曲の経緯や、作品の構成などを演奏者自らに語っていただきました。

個人的には、晩年未完に終わったヴァイオリン・ソナタが、コルンゴルトのヴァイオリンコンチェルトにモニタロマンティックな作品で、楽しみだったのですが、それ以外の作品もとても興味をもつことができる名演ばかりでした。

特にラストの、ピアノ＋オルガン＋合唱の『星の歌』は圧巻。ソロピアノが大活躍する作品ですが、ラストのオルガン、合唱との融合していくところの美しさは特に印象的でした。

10月は、藝大と埼玉でグラナドスのオペラが日本初演されます(埼玉が先)。これも楽しみですね。